しかもこの補習、遅刻したら追加補習に参加しなきゃ行けなくて、普段遅刻ぎみな俺にとっては地獄でしかない。



補習期間終わったら、仕事バリバリするつもりだから、遅刻だけは免れなければ!



両親はそんなに頭悪くないのに、なぜ俺たちは悪いのかは、いまだ謎である。



ちなみに、試験問題を天音に見せたら、

「え、これ中学生問題じゃないの?」

と真顔で言われた。



さすが青嵐……俺は泣きたくなったよ…。



天音曰く中学生問題を高3の俺が解けないから、すごく肩身が狭いし、彼氏として威厳がない…。




「神城双子、お前達もっと早めに家を出れないのか?」

「いや、暑くて出れないんですよ…」

「それは誰でも一緒だろ」