俺が映画に出ると言ったからには、雅にも出てもらう必要がある。
というか、強制的に出させるけど。
「わたしのスケジュールの都合上、来月からすぐに取り掛かりたいのだが、如月くんは他に映画あるかい?」
「映画とドラマありますけど、脇役なんで社長に頼めばどうにかなるはずです」
「そうか。おたくの社長にはわたしから話を通しておこう」
「ありがとうございます」
「わたしは仕事に戻るよ、」
監督は上機嫌で仕事へと向かって行った。
そしてぐずってるのが約一名。
「綾斗呼ぶんじゃなかった…」
「何も言わず呼んだお前が悪い」
「映画…やだ……」
「じゃあ辞める?」
「…………」
「ここで雅が出ないって言ったら、お金がいくら飛ぶんだろうな」



