「み……」
『綾斗お!!助けてえ!!』
「は?」
『今すぐ家に来ていいからっ!!』
「ちょ!?」
なんなんだ?
「雅ちゃんから電話?」
「うん…」
「なんて?」
「助けて、って」
「はあ!?今すぐ助けに行きなさいよ!!」
「ちょ、押すな!」
雅からの助けて、との電話。
強盗?
まさか、な?
強盗とかなら、あんな大きな声で電話できるわけない。
とりあえずタクシーを呼び、雅の家のある住宅まで向かう。
これって玄関の鍵、あいてんのか?
「あいた…」
怪しい様子はないけど、雅はいんのか?
リビングの方が少し騒がしい。
用心しながらも、リビングの扉を開ける。



