パパもママも、一体あたしをなんだと思ってるんだろう。
「あたし誘うよりも、綾斗にしてよね」
「なんであいつなんかを…」
「あいつって…」
「大事な大事な雅ちゃんに手をつけよったあいつは許さん」
「………………」
ほんと、ダメだ…。
よっぽどあたしと綾斗が付き合ってるのが嫌らしい。
パパは綾斗が俳優だからとかってことじゃなく、ただ単に溺愛する娘の男ってのが気に食わないだけ。
困った父親だ…。
「クリスマスは二人きりで過ごすとかなしだからね」
「クリスマスは天音ちゃんのライブだもん!それに綾斗の予定なんて知らないもん!」
「あ、そうだったね、」
綾斗と一緒じゃないってわかった途端、パパは上機嫌。



