一階に降りて行くと、怒鳴り声が聞こえてくる。



「あれだけ注意したのに!!」

「だーかーらー、麗美ちゃんの考えるようなヘマはしてないから、」

「ヘマとかどうとか、そんな問題じゃないの!!」

「あ、あの……」

「何かあってからじゃ遅いのよ!!」

「あのっ!」

「あ? あ、あぁ……、こっちに来なさい」

「は、はい……」



女の人と綾斗と少し離れた場所に座り、下を向く。



ほんと、なんでこうなっちゃったんだろ……。



「で、どっちが誘ったの?」

「流れで?」




な、流れ!?