女の人と“綾斗”が部屋を出て行って、あたしは重たいカラダを動かし、ベッドの下に落ちてる制服に着替える。 そして改めて部屋を見渡して見るけど、隅々まであたしの部屋とは違う、男の子の部屋。 あ、あたしなんでここにいるんだろう……。 思い起こそうとしても、どうしても思い出せない。 昨日、何があった? そして、あ、あたしの処女を見ず知らずの男に奪われた!? 「うぅ〜…」 すごく泣けてくるんですけど……。 ハジメテは大好きな人と、そう決めてたのに……。