ママの強引な計らいで、如月綾斗とケーキバイキングに。 パパの生誕パーティーがあってるホテルは有名なホテルで、あたしも初めて来た。 「ったく、なんでのんな事に……」 「ごめんなさい……」 「あんたが悪いわけじゃないだろ」 「はい……」 エレベーターの中、あたしはとても気まずい空気の中にいた。 「神城様ですね。お待ちしておりました」 ケーキバイキングに並ぶと、マネージャーらしき人があたしによって来て挨拶した。 もしかしてママが予約してたのかな?