「美山君が来れないという事で元付き人と、その方があと一人連れてくると聞いて、君の名前が出たのは驚いたが……」 「驚かせてすいません。こちらもまさか招待していただけるとは思いもしませんでしてので」 そっか、俺と母さんとの関係はばれてないんだな。 「監督、聖誕おめでとうございます」 「あぁ、ありがとう」 「それでは、失礼します」 神城監督の元を離れると、あいつがよって来た。 「パパ、なんか言った?」 「なんにも。平然としときゃいーんだよ」 緊張はしたけどな?