本当はもう二度と再会したくない相手。
あたしを惑わす、男。
「ダメだったかしら?」
「いえ、とんでもない。ね?綾斗?」
「まぁ……」
反対しろよー!!
「和子さん、モデルさんきました!」
「今行く。さ、綾斗くん、今日はお願いね」
「わかりました」
「雅ちゃん、ちゃんと見ておくのよ?」
「……うん」
なんであたしばっかり……。
あたしは元いた場所から少し離れて、撮影の邪魔にならないよう、隅っこにいた。
相手役はモデルさんかぁ〜…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…