その意味深な言葉に、 あたしの顔は赤くなる一方で………。 「今日はやめとく。 自覚ねーと思うけど、震えてっから」 「…え?」 ………ほんとだ。 体は正直だ…。 「遊威……ありがとね?」 「ん。もう俺から離れんな」 その言葉だけで その辺の女の子は死んじゃうよ? ……あたしの心臓は、この俺様ツンデレ野郎に 耐えられるでしょうか? そう思った……高二の夏でした。