教室に入ると、 あたしの机には、 これまた紙切れと同じことが書かれていた。 あたしはそれを気にすることもなく座る。 「…一愛……って何?この落書き!!」 「星華おはよー」 「悠長に挨拶してる場合じゃないわよ!」 ちょうど登校してきた星華は 落書きを見るや顔を引きつらせた。