何様?俺様!?王子様!?




唯一の救いは、
出てきたのが本人じゃないこと。




「あ、す、すいません……えっと、」



「遊威の彼女!?!?まぁー上がって上がって!」



「え……いや、あの…」





出てきたのは、お姉さん?


なぜか、腕を引っ張られ
無理矢理中にいれさせられてしまった。





………ま、まずい。こりゃまずい。







ピンチです。




これは、遊威がいないことを願うしかない。







「あがって!あの子の部屋はそこだから!!」








………あー、呆気ないな。



あたしの願い___