そう言ったあたしに翔馬はまた大好きな笑顔を見せてくれて、
「心強いなぁ」
「でしょ?」
二人で笑い合った。
「じゃあ、行って来るな」
「…うん」
翔馬の恋はきっと…ううん。
絶対叶うよ。
「…翔馬、頑張って」
去って行く翔馬の背中に精一杯のエールを贈る。
あたし、少しは強くなれるかな?
「…ありがとう」
ありがとう、翔馬。
出逢ってくれて。
一緒に居てくれて。
ワガママ聞いてくれて。
いつも笑ってくれて。
「……本当に好きだったよ」
本当に、ほんとにほんとに好きだった。
翔馬の全部が、どうしようもなく大好きだった。
