Like≠Love





――だけど。だけどね。


あたしと過ごした時間も忘れないでいてほしい。





小さい頃は毎日のように遊びまわって泥だらけになってよく怒られてたね。



中学生になれば人間関係とか進路の事とか。
たくさん相談に乗ってもらったっけ。



高校生になった今も、相変わらずって言うかやっぱり、面倒見てもらってるね。




――そんな翔馬が…大好き。




最後の涙が溢れた時。

翔馬がくしゃってあたしの髪を撫でながら、笑う。




「…忘れる訳ないだろ」




今度はゆっくり撫でながら、




「珠稀は俺の大切な存在なんだから」




優しく、優しく、笑ってくれた。