Like≠Love





だからもう、ぶっちゃけ文化祭で何やるかどーでもいい…




『ではー、さっき提案の出たお化け屋敷でいいですかー?』




クラス委員の原さんの問いかけにみんなが拍手を送る。


色々上の空過ぎて全然聞いていなかった。


ってお化け屋敷かよ!




『じゃあ明後日から準備期間なので頑張りましょー』

『ほーい、決まったところで帰りのHRもついでにやるぞぉ』




原さんと担任が入れ替わり立ち代わりで教壇に立つ。




「…あっ」




ふいに見つめた校庭に体育の授業真っ最中の翔馬が見えた。


50M走やってるんだぁ。



うわー、さすが元陸部部長。

ずば抜けて速いなぁ。


友達に囲まれて笑う翔馬にしばらく見とれていた。


やっぱりあたし、あの笑顔好きだなぁ。

翔馬の笑顔に充電されて幸せな気持ちになった。



授業終了5分前。

あたしの手首で輝く空色のブレスレットにそっと微笑みかけた。