《ちっ 久しぶりに人が斬れると思って。
楽しみにしてたら…………。


余計なことしやがって!!!》


彼女は 漆黒の黒髪を


輝かしい白銀の色に変えて

吸い込まれそうな黒い瞳は


真紅に染まっていた



総「君、誰……?」

《わたし? 私は 春華 (しゅんか)。


こいつ、黒沢 桜の中に
封じられてた鬼だよ》

鬼………?

それに桜ちゃんの中にって………