桜「青龍よ舞え。

水を操れ……。


急々如律令………!!!」


そう言うと


出口にむかって

一直線に雨が降る


桜「君たち……だけでも………」

「で、でも………」

桜「行け!!!!」


ダッ


走って子どもたちは行ってしまった


何とか木はどかしたけど


背中を強く打っていて
呼吸がうまくできない


ふらふらする足で踏ん張り

出口へと向かう