桜side



お風呂からあがり

部屋へ向かう途中



「すんまへん……。

芹沢はんの部屋はどこどすか?」


後ろから女の人の声がした

桜「あなた……誰ですか?」

振り返って聞く


「うちはお梅と言います」


そこにはお梅と名乗る

美人がいた


真っ白の肌に黒い髪は綺麗に結われていて
赤い着物を纏っている

唇は林檎のように真っ赤で


色っぽい人だ………