それから一さんも巻き込んで

屯所内を歩いていた


桜「一さん、本当に大きいですよね!!」

一「そうか??」


私の頭は
一さんの胸までもとどかない
総司、土方、原田、永倉さんもそれぐらいだ

平助と山南さんは
胸より少し上ぐらい



桜「うらやましいです」

そう言って頬をぷーと膨らます桜を
優しい眼差しで見つめる斎藤の顔つきが

厳しいものへと変わった


前から

何やら騒がしいのがやってくる