【雷覇】



俺はいつものように沙雪(さゆき)と
出勤前の朝を過ごしていた。



俺の名前は、
小鳥遊 雷覇(たかなし らいは)。



沙雪は俺の奥さんだ。



「雷覇~今日から雨愛も高校生ね♪」

「高校生か~雨愛も大きくなったんだな。」



そんな話をしていた時、
雨愛が降りてきて…



「お父さん!お母さん!行ってきます!」



って言って家を出ようとした。



おいおい…嘘だろ?
その格好で行くつもりか!?



「雨愛!?なんだその格好は!?」



俺は雨愛の格好をみて倒れそうになった。



今までずっとさせてきた地味な姿じゃなくて
雨愛の格好は普通の女子高生の格好だったからだ。



こんな格好で学園に行ったら…



危険だ!!