「自覚があるんなら良かった。 じゃぁなブス」 「永遠におやすみなさい」 「ふざけんな」 ポケットに手を突っ込み、気だるそうに帰っていく若宮。 後ろ姿までイケメンとはどういう事なんだ、マジムカつく。 ふ、と何気なく外を見る。 外では雪が降っていた。