「えーそうなんだ、ラブラブじゃん」 ラブラブ!?!? 「何赤面してんのお前」 「っは!?」 いつのまに戻ってきたのか、若宮が目の前の席であたしを見ていた。 「いっいや、べ別に!?」 「ふーん? どーせエロいことでも考えてたんだろ変態」 「違うわ!!」 ただあたしは、ずっと若宮に映画の間中、手を握られていたことを思い出しただけで。 このちょっとゴツゴツとした意外と骨ばった手に…って!!! なんかホントに変態みたいじゃない!?