「はい、ありがとうございます」



先輩は野田ちゃんのおかげでほっとした顔になった。



野田ちゃん凄いなあ。



「先輩‼︎乃愛も後輩のこと気づけなくてすみませんでした、でももっと頼ってください‼︎」



「乃愛ちゃんありがとう、私は大丈夫だから後輩のこと見ててあげて?」



そう言って微笑む先輩はもういつもの先輩だった。