「あんま可愛いこと言わないで。今日だけ特別だからね?」 そう言って抱き締めてくれる野田ちゃん。 時間はすでに6時を過ぎている。 「なー、乃愛?今までよく一人でたえてきたな」 「だって誰にも言えなかったんだもん…」 野田ちゃんはなにも言わずに少しだけ抱き締める腕を強めてくれた。 「今ね、野田ちゃんがぎゅってしてくれるからすごい落ち着く(笑)」 「あのさ、そーゆうこと言わないでくれる?」