「へーそんなことがあったなんて♪」



小声で夏々と話してるのは授業後の音楽室。



「おい乃愛~。勉強しろよ~」



「あ、野田ちゃんここ分かんない!!」



「あぁ、ここは…」



野田ちゃんは可愛い声してるな…



「こう?」



「そう、」



野田ちゃんは私のプリントをみていた。



「乃愛ってさ、城田って言うんだ…」



「うん、え?今さら?」



「城田さん?」



「やめてよ、もう乃愛で慣れちゃったから城田さんとか変(笑)」