「うっ・・・うん・・・・」こ・・・ここは・・・

「あ・・起きた・・大丈夫?神崎さん?」
「えっ・・どうして・・・君が・・・」

「あのさ・・・話見えないんだけど?」
私の言ってることが分からなそうに首を傾げる黒橋君

「だって・・・顔も声も似ているのに・・・」
「あっもしかして・・・君が莉亜?・・・神崎莉亜?」
「そうだけど・・」いきなり呼び捨てって・・


「俺、黒橋零斗の弟黒橋健斗」
「・・・・れ・・・零斗の弟・・」

「そう・・けど兄ちゃんのいってた通りだね・・・ねぇ神崎さん?彼氏いるん?」
「いるわけないじゃん・・・そもそもどうして私のこと知ってるの?」
「あぁ・・・兄ちゃんがよく自慢していたからけどやっぱかわいいね」
「黒橋くんは元気なの!?あれから1回も連絡取れないし・・・」
「んー元気ちゃ元気機昨日電話したら「莉亜に俺は元気ってそれといつも出れなくてごめんって俺言ったからねあんたに・・・あとそれと・・・・もうがっこ終わったから・・・そうだ・・」「何?」「・・・・・っんやる・・兄ちゃんの新しいメアド」

と言うと彼は保健室から出て行った。よく見ると辺りは暗く時計の針は6:00を
指していた「あれ・・・・先生もいない・・じゃああの男の子が面倒を見てくれたの?」とりあえず私は家に帰ることにした。