夜、ご飯も済まし、風呂も済ました私は父さんの所にいた。

「なに、仕事?」
「まぁ、そんなもんだ」
「「‥‥‥。」」

何も喋らない父さん。
なんなんだいったい。

「‥今日、慶に仕事を頼んだ。
浜松組のしたっぱ、安井家を全員殺せ‥と。」
「安井‥。
あいつは厄介だよ?」
安井は、浜松組のしたっぱといえど、凄い腕だときいている。

「ま、慶なら大丈夫だろう。
でも、一応の為、椿。
お前がついて行け」
「‥‥わかった」
なるほど。
ついて行けって事は、よっぽどの事がない限り手は出すな。
って事かな。