「ありがとうございます」
葵は深々と頭を下げた。
私も頭を下げる。
「ありがとう」

私の部屋に行き、笑いあった。

「よかった」
「うん」

私達は、これから幸せになれるかな?
私は、ヤクザの娘。
葵は、普通の家庭で生まれた息子。

生きてきた道は違うけど、幸せになれるかな。

そんな不安を抱きながらも、これからの未来を楽しみにしていた。

END