黒電話の受話器を、とった。


「もしもし。」


何も返事がない。

あれ、気のせいかな。


『もう一度。』


女の人の声がした。

もう一度?

その瞬間、まばゆい光がさしてきた。


「きゃあっ‼」


眩しくて、見えない‼

助けて!