双子の姉妹の マキとマイ

私は肩に押し付けていた顔を、グッと離していつもより上から響夏の顔を見下ろす。


横抱きで受け止められたから、どうしても響夏よりも顔が上になってしまう。


でもそのおかげで、普段よりもずっと響夏の顔が見やすい。


変わらない響夏を見た。


無駄に綺麗な顔も、柔らかい髪も変わらない。


私はポタッと響夏の頬に一粒涙を落とす。


そして言った。














「好き、響夏。大好きよ」