双子の姉妹の マキとマイ

お父様やお母様、観衆からも甲高い悲鳴が聞こえる。

きっとこの会場で、響夏のことを信頼してるのは私だけ。


響夏は私を見つめたままニコニコとしたままだ。


私も両手を広げる。


今更になって涙があふれた。


ポタッと目から落ちた涙を、そのまま空中に残したまま私は響夏の腕に飛び込んだ。


私を横抱きで受け止めたまま、数歩後ろに下がった響夏は私をギュッて抱きしめて言った。


「俺の天使が軽くて助かった。マキより重かったら確実に尻餅ついてるよ」