「きゃぁぁぁぁぁぁ!!どいて、どいて!!どきなさい、マイ!!」 頭上から声がした。 「……ふぇ?」 能天気な声を出して上を向いた。 でもそのときには、おそかった。 上からは、白い大きなクッションと。 その後からマキ姉と、知らない男の子の声がふってきた。