双子の姉妹の マキとマイ

「え!?」


今度は素早く理解できたらしく、円香ちゃんは驚きを隠せていない。


宙は口をポカーンと開け、響夏はショックを受けたようにフラついている。


そんな混乱の中、私は1人すごく感動中!


だってだってだって!!


あのマキ姉の口から一度に『ごめんなさい』と『すみません』が聴けるなんて!


しかも何回も!!


奇跡だよ!!


私がジーンっと感動に浸っていると、今まで黙りこくっていたイルが顔を上げてマキ姉に言った。


「マキ。とりあえず向こうの執事と話してくるから、ちょっと待ってて」


「わかったわ…」


ん?え?


向こうの執事って私!?


いや、まぁ聞きたいことはてんこ盛りだけど!


私とイルはとりあえず、その場所から少し離れた場所で立ち止まる。


私たちが魔界にいることはイルとルルアしか知らない。


そしてイルはため息をついて言った。


「まぁ、こういうことになった」


「いや、もっと細かく説明してくれないと分からないよ!!」