双子の姉妹の マキとマイ

私の目にうつったのは、しゃがみこんだ宙と白猫。


「可愛いね。どこから来たの?……そっか。遠いところから来たのね」





………。


宙は道端に現れた白猫に、とびっきりの笑顔を見せて話しかけていた。


百歩譲って女の子の口調にしたのは、宙を褒めたい。

でも、こんなときまでマイペースさを強調しないで!?


どうしよう!?


私はボケ担当なのに、このメンツじゃあツッコミにまわるしかない!!


ツッコミ不在は困るよマキ姉!!??


私がオロオロと頭を抱えていると、後ろから声をかけられた。


「あの…」


……え??