私はわざとらしく微笑む。
でも心の中では思いっきり耳を塞ぐ。
あぁーーー!!苦情は受け付けないんだからー!!
だってしょうがないもん!!
宙がエマ様で響夏がアビゲイル様とか、そんなのいつもと変わらないんだもん!
そうなるとマキ姉や他の人にバレる可能性だって高いもん!
私はジロリとこちらを見ている美少女2人の視線から逃れるように、顔半分を隠す仮面をつけながら言う。
「まぁ、何はともあれ!!お城を目指しますよ!お嬢様、坊ちゃん!!」
先を急ごうとする私の肩をガシッと掴んで、宙が言う。
「待て、マイ。ならお前は何に変装するんだよ。当初の予定ではハル様か何だかの婚約者じゃなかったか?」
「あ、言うの忘れてた!私は執事をやることにしたの!」
すっかり言うの忘れてた!
私がテヘッと笑うと、仕方ないなっと呆れたように宙が微笑んだ。
私もそこでホッとして微笑み返す。
よかったぁー、これでやっと平和にお城を目指せるぞー!
…っと思っていたのに。
心底意味が分からないと言いたげに眉間にシワを寄せた響夏が、ここでまたもや不満の声を上げる。
「はぁ!?それなら俺が執事をやりたい!!だいたい何で俺が女装なんかしなくちゃいけないんだよ!!おかしいだろこれ!円香とマイが俺らの役すればいいだろ!」
そこで円香ちゃんが、ゴンッと思いっきり響夏…いやエマ様の頭を殴った。
あわわ!!また乱闘が始まる!!
「お、落ち着いてください二人とも!」
そんな私の執事らしい渾身の演技?も虚しく、二人は『響夏』と『円香ちゃん』のままで派手に言い争いを始めた。
「何するんだよ円香!」
響夏は殴られた頭を押さえながら言う。
すると円香ちゃんは、あっかんべーをしながら言った。
「あんたバッカじゃないの?マイはここのお姫様なんだから、そんなキラキラしたドレス着てたら一発でバレるでしょ!」
でも心の中では思いっきり耳を塞ぐ。
あぁーーー!!苦情は受け付けないんだからー!!
だってしょうがないもん!!
宙がエマ様で響夏がアビゲイル様とか、そんなのいつもと変わらないんだもん!
そうなるとマキ姉や他の人にバレる可能性だって高いもん!
私はジロリとこちらを見ている美少女2人の視線から逃れるように、顔半分を隠す仮面をつけながら言う。
「まぁ、何はともあれ!!お城を目指しますよ!お嬢様、坊ちゃん!!」
先を急ごうとする私の肩をガシッと掴んで、宙が言う。
「待て、マイ。ならお前は何に変装するんだよ。当初の予定ではハル様か何だかの婚約者じゃなかったか?」
「あ、言うの忘れてた!私は執事をやることにしたの!」
すっかり言うの忘れてた!
私がテヘッと笑うと、仕方ないなっと呆れたように宙が微笑んだ。
私もそこでホッとして微笑み返す。
よかったぁー、これでやっと平和にお城を目指せるぞー!
…っと思っていたのに。
心底意味が分からないと言いたげに眉間にシワを寄せた響夏が、ここでまたもや不満の声を上げる。
「はぁ!?それなら俺が執事をやりたい!!だいたい何で俺が女装なんかしなくちゃいけないんだよ!!おかしいだろこれ!円香とマイが俺らの役すればいいだろ!」
そこで円香ちゃんが、ゴンッと思いっきり響夏…いやエマ様の頭を殴った。
あわわ!!また乱闘が始まる!!
「お、落ち着いてください二人とも!」
そんな私の執事らしい渾身の演技?も虚しく、二人は『響夏』と『円香ちゃん』のままで派手に言い争いを始めた。
「何するんだよ円香!」
響夏は殴られた頭を押さえながら言う。
すると円香ちゃんは、あっかんべーをしながら言った。
「あんたバッカじゃないの?マイはここのお姫様なんだから、そんなキラキラしたドレス着てたら一発でバレるでしょ!」


