双子の姉妹の マキとマイ

私は絶対に諦めないといけない響夏への気持ち。


…でも。


私はイルを強く見つめて言った。


「私はこの気持ちを絶対に諦めないといけないけど。でも、イルは諦めなくてもいいじゃない。…イルが頑張ればどうにでもなるわ!」


イルは眉を下げて歯切れが悪そうに言った。


「でも……」


……なんなの。


男のくせにうじうじうじうじと。


私はカチーンときてイルの頬を引っ張る。



「な、なにふるんだお!?」


「うるさい!!!男のくせにうじうじしてんじゃないわよ!そんなんだからルルアに嫌われんのよ!!男なら男らしくしなさい!!」


むっかつくわね!!


イルは私の手をつかんで自分の頬から私の手を遠のけると、まだ少し自信なさげに言った。


「わ、わかったよ…」