双子の姉妹の マキとマイ

私はイルのことを思い出すと、いろいろ思い出せた。


どんなことして遊んだかとか。


……あれ?


ていうか。


私の記憶が正しかったら……。


私は恐る恐るイルに尋ねた。


「ちょっとイル…。私の記憶が正しいなら、あなたはルルアが好きなんじゃなかったかしら??」


イルはその瞬間に顔を赤くした。


その反応からして私の記憶は正しかったみたいだわ。


ていうか!!


「じゃあ何で私と結婚するのよ!!」


おかしいでしょ!!


ルルアが好きなのに私と結婚するとか!!


いや、まぁ、私はそんなこと言えないけれど、私とイルとでは確実に状況が違うわ。


イルは少し悲しそうに言った。


「だって…ルルアは俺のことなんか全然好きじゃないみたいだし……」


………。


呆れてものが言えないわ……。


私はため息をついてイルに言った。


「あんた変わらないわね」


イルはどんどん小さくなっていく。