………ちっっっがーーう!!
なんで!?
なんでなの!?
なんで、なんで、なんで!?
なんでそうなっちゃうの!?
私は、キッと目をつりあげ言った。
「私は魔法使いです!!魔法使いなんです!!信じてください!!」
「うむ…………」
男の子は、ニッコニッコしながら、頷いた。
「信じる。あんた名前は………マイだったよな?俺は戸間宙(とま そら)。宙でいいぞ」
私はパァッと顔を輝かせ言った。
「信じてくれるんですね!!??」
「ああ。中2病なんだな。大丈夫だ。俺が責任持って、精神科医につれてってやる」
イラッ。


