ドンガラガッシャーン! この音のままの状況になった。 机はひっくりかえった。 机の上につまれた本は、見事に私の上へと落ちてきた。 コップは割れて中に入っていたお茶は、床にこぼれた。 「ふ……にゃぁ~」 私は目をまわしながら、何とかほんの山から出てきた。 「お前…………なんなんだよ?」 男の子は、目をまんまるにして私を見つめる。