悪魔はしぶしぶ頷いた。


「俺も行く!!」


そう言って響夏は体を乗り出した。



は??


なんで??


なんで、あんたも一緒に行くのよ?


私は悪魔を見た。


悪魔は真剣な顔をして頷いた。


はぁぁ!?


私まだ、いいなんて言ってないんですけど!?


その瞬間、私たちの視界は真っ暗になった。