双子の姉妹の マキとマイ

どうしよう……。


私はこんなにも……大切なものをつくってしまったのかしら?


もう、取り返しがつかないのかな?


ダメだわ……。


私にも未練がある。


明後日までによく考えて決断をくだそう。



「マキ、どうかしたの?」


円香が心配そうに私の顔をのぞく。


私は微笑んで言った。


「ううん!美味しいのできたから、食べよ!」