双子の姉妹の マキとマイ

「マイ、泣かないの」


お母様が優しく涙を拭ってくれた。


そのとき。


下からさっきよりもすごい歓喜が聞こえてきた。



私はびっくりして振り返った。



そこにはさっき完成した特大チョコケーキが会場の真ん中に用意されていた。


ルルアがやってくれたんだ!!


よかったぁー。


さっきはお母様のことで頭がいっぱいで、招待客用のケーキのことまで頭がまわらなかった。



私はパンっと自分の頬をたたいて、言った。



「せっかくだから、みんなの分のケーキもつくったんだよ!!たくさん食べてね!!」