双子の姉妹の マキとマイ

一刻も早く、宙と響夏に魔法の使い方を教えなくちゃいけない。


だけど、マイがこんな状況じゃあ……。


私は拳を握りしめてうつむいた。


そんなときルルアが私の腕を引っ張った。


勢いあまって転倒しかけるが、なんとか立ち直した。


ルルアはニコッと微笑んで言った。


「マキ様!!マイと宙は私がどうにかしますから、マキ様は響夏と一緒にお出かけしてきてください」


はい!?


こんな一大事に呑気にお出かけ!?


私がつっかかろうと口を開くと、ルルアは私の口に何かをいれた。


その瞬間、私の口の中は甘ーーいなにかで、包まれた。

私はそれを口の中で転がしながら言った。


「これ…アメ?」