双子の姉妹の マキとマイ

目を開けるとそこは、マイの部屋だ。


「マ、マキ!?なにやってんの!?…ていうかそれ誰!?」

響夏が私を見て驚いたあとに、ルルアを見て不思議そうに言った。


ルルアは、じーっと響夏を見つめる。

私は呆れながら言った。


「ルルア……。なにをそんなに観察してるの?」


「ん?品定めしてるの」

そんな真顔で言われても…。


おどおどする響夏をおしのけて、無表情の宙が言った。


「マキ姉さん。このそこそこ美人の人は誰?」

そこそこって……。


ルルアは、じゅうぶん可愛いわよ。

私が宙に答えようとするルルアが一歩前へでて言った。

「おい、こら。なに、マキ様のこと『マキ姉さん』なんて呼んでいるわけ?図々しいわ」


これには宙もポカーンとしている。


響夏なんかかたまってしまった。


私は大きくため息をついた。


「はぁ…………」

本当に……これさえなければ本当に本当に、可愛い子なのに。


ルルアは私以外にはこんな態度ばかり。


そこらへんは円香に似てるのよね…。


あぁ、会いたいな。