双子の姉妹の マキとマイ

私のその一言で、その場の空気がかたまる。



本当に今日、お母様を認めさせることができなかったら追放されてしまう。


そんなの…やだよ。


そんなとき私の肩にポンと手が置かれた。


ルルアだ。


ルルアはニコニコ笑いながら言った。


「不本意ですがマキ様のためですもの。私にお任せください」


そう言って、私に一通の手紙をチラッと見せた。

私は驚いて大きな声で言った。


「そ、それ!お母様から!?」

「なに!?妃から!?」

お父様ですら驚いている。


その手紙にはお母様の筆跡で【ルルアへ】と書かれてあった。



私はパッと顔を輝かせ言った。



「ありがとう!!ルルア!!早く見せてちょうだい!!」


手紙に手を伸ばすと、ルルアはその手紙を後ろに隠してウインクして言った。


「おっと…。お義姉様から、今日のパーティーが終わるまで誰にも見せるなとおおせつかってます。だからダメですよ?でも安心してください!このルルアがなんとかしますから!」

ルルアは自信ありげに微笑みをうかべた。


ルルアが、この顔を見せるときは何事もうまくいくときだけ。