双子の姉妹の マキとマイ

私はベッドからおりると、言った。


「パーティにもどる?それとも、もう、寝る?」


私はどっちにしても、このあとの宙とマイの余興が気になるからいったんもどるつもりだ。

響夏は少し悩んだあとに、寝るっとこたえた。



「おやすみ。俺の天使♪」

そう言って、ひらひらと手をふる響夏。


「あー、うん。おやすみなさい」

響夏のあつかいもなかなか、慣れてきたわ。


私はそれが少しだけ嬉しくて、クスッと笑って客室をあとにした。