双子の姉妹の マキとマイ

私は階段をおりながら、響夏にたずねた。


「ちょっと、響夏!?あんた、お父様が『見たことのないものを見たい』って言わなかったらどうするつもりだったの!?」



響夏はウィンクしながら答える。



「そこは前持ってマイに頼んで、お父様に手紙を書いてもらったんだ!『次の余響は何が見たいですか?』ってね」



私の知らないところで、そんなことしてたのね……。



あ!!


それより!!


私は響夏を階段からつきおとした。


響夏はゴロンゴロンと転がって落ちていく。


「な、何するだよ、マキ!!!」


痛そうに起き上がる響夏。


私は般若のような顔をしてキーキーと怒った。