宙はぶっきらぼうにドスっと椅子に座って言った。


「………もう、いい」


その姿がちょっとスネた子供に似ている。


おかしくてクスッと笑うと、また宙は顔を赤くした。


それからはバスケの話や学校の話をしてすごした。