Break Butterfly






「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」





泣き崩れた





私はその夜
フラフラと夜の町を歩き続けた





路地裏で聞こえる
殴る音





「ねぇ、私も混ぜてよ」





「いーぜ」




バキッ




ドガッ




ひたすら殴り続けた
自分じゃもう止められなかった





「おぃ、そいつ死ぬぞ」





そう言ってきたのが
ジャックが最後に言った羅臼だった






それが羅臼との出会い






そして羅臼は
私になにか役割を与えなきゃ暴れまくる




そう思ったから
私に掃除屋として働けと言った





それがblack butterfly代13代目 の始まり…。