やっとヒロさんが納得いく蘭ができたみたい
「凛ちゃぁん蘭ちゃん出来たわよぉ」
止めていただきたい
怖いぐらいに鳥肌が
ヒロさんは今時流行りのI○K○みたいな見た目と声
そんな人に呼ばれたら誰だってビビる
「じゃーん!!」
そういってでてきた蘭は地味子とは無縁だった
綺麗な黒髪はそのままにユルフワッって感じに巻いてて無かった前髪が出てきた
「この子元が良すぎて染めてないのよぉどお?」
うん
派手すぎず地味過ぎず
「さすがヒロさんいーかんじ」
そう軽くおだてて
レジへ
「りんちゃん!?いーよ自分で払う」
蘭が抱きついてきた
「サボらせたお詫びだから気にしないの」
「でもだめ!」
案外頑固
「じゃぁ今度なんかおごって?」
「うーん。わかった!」
渋々承諾してくれた
あとは
「蘭、目ほんとに悪いの?」
「オシャレのつもりだったから実際悪くない…」
シュンって効果音がでるぐらい前の自分のオシャレを反省してるみたい
「化粧もちょっとしてもらったみたいだし、自分でできる?」
あっ
かたまった


